今更ですが・・2011年を振り返って。

こんばんは！REIKOです。

（長い文章になってしまいました。お時間がない方は飛ばしてください。笑。）

 

このBLOGもたくさんの方に見ていただけるようになり

FRAISの様子を見ていただけるようなり、とても嬉しく思っています。

と同時に、ちょっとした責任のようなものも感じている今日この頃。

どんな言葉でも傷つく人がいると思うから。

何かを発信するということは、絶対に傷つく人がいる。

誰かを褒めたって、一方で「どうして私は褒められないの？」と思う人がいる。

それはBLOGなんてものに関わらず普段の生活の中でも言えることですよね。

だから私はいつも「誰かを傷つけて生きている」と思って生きています。

なるべくそうならないように気をつけようとは思うけど、100％は無理と思います。

（もし、そうできる人がいるとしたら、誰とも会うことのない山の奥の仙人くらいじゃない？笑。）

また、自分に自信がない時やコンプレックスが大きくなった時に

人は誰かに対して攻撃的になりやすいという傾向にあると思います。私自身もそう。

それが人間の弱さだなと思います。

私にとって2011年はその弱さを克服するための1年だったと思います。

もし、誰かがそういう状態（攻撃的）になっていたとしても、

それを受け入れる強さも身につけたと思います。

もちろん、完璧なんてことはないけど、自分の心の中で大きく前進した実感はあります。

2011年は、とにかく人に恵まれた1年でした。周りの人たちに学ぶことの多い1年でした。

こんなにたくさん、そして深く、いろんなことを考えた年はかつてなかった気がします。

だから私は1年前の私とは違う人間になったと思います。それは、美里も同じく。

（お互いに「変わったよね～」と笑い合ってます。）

今までもいい人生だったと思いますが・・・・

この1年で目の前のベールが消えて視界が急にクリアになった感覚？？

 

2011年・・・過ぎてしまえばあっという間でどれをとっても遠い思い出ですが・・

思い返してみるとホントにいろんな出来事がありました。

プライベートでは、娘のしずかの成長をものすごく感じた1年でした。

これまでの娘は「少し肩の力を抜いて生きてみたら？」と言いたくなるほど、

どちらかというと生真面目な性格で、私のようないい加減な人間から見ると

「完璧主義者」的に見えてどうも面白みに欠けるとっつきにくい人間だなという印象だったんです。

ところが2011年春、本命の鶴丸高校の受験に失敗したことをきっかけに・・・

今まで頑張ってきたバレエもやめる、ピアノもやめる、と言い出して、「自分の生き方」というものを

真剣に考え始めたんですね。親としては少し複雑な気持ちであったことは確かですが

私は彼女の根っこにある部分をリスペクトしていますから「自分で悩んで決めたことならそうすればいい」と

答えを出しました。ほとんどの子供が「親の期待に応えたい」と思っているはずです。

もちろん、彼女だって・・・。でもそこをあえて自分の考えを貫いた彼女の気持ちは強かったと思います。

現在、鹿児島実業高校の文理科に在籍中の彼女は素晴らしい先生方と個性的で楽しいクラスメイトに恵まれ、

「ほんとにここにこれてホントによかったよね～」としみじみ言えるくらい「人」に恵まれて生活しています。

合格発表後は「浪人したい」と泣いていた娘でしたが、そんなことが嘘のようです。

転んだ先に出会った環境、そして、出会った人によって彼女は本来の自分を見出せたのだと思います。

ただ、悩みというのは次から次に押し寄せるもので・・・・・・・・・・笑、

勉強は頑張っているけど、「この先の目標が見つからない。”いい大学”に入ってどうなるの？」だそうで。

やっぱり、芸術が好きなんですね、彼女。やめてもなお。

娘はたいがいの曲は耳コピーして弾けるという能力があり、一度聴いた曲は自分でアレンジして弾いたりなんかもするんです。

私も長年ピアノを学んだ身ですが、音楽を学ぶ人であれば誰でもその能力は喉から手が出るほど欲しいものです。

高校の音楽の授業では次から次へ合唱の伴奏を弾かされる（もちろん初めて弾く）という荒行も。

「かなり瞬発力を鍛えられる。でもみんながノリノリで歌ってくれるから面白い。」のだそうです。

ピアノもやった、バレエもやった、そういった瞬発力もある、彼女だからできる、ということを今年はやってほしいと私は考えました。

 

海外のバレエスクールでは、「ピアノの生演奏」が普通のバレエクラス。

それだけ「音」というものを大切にしているんですね。その場のライブ感というか。

パリのバレエスタジオで受けるクラスも、もちろん、毎回、ピアノの生演奏つき。

音とバレエが紡ぎだすあの臨場感はホントに美しいのです。

いつかFRAISでもできたらいいなとずっと考えていました。

娘はまだ学生ですから、「できるだけ」しかできませんが、「できるだけを一生懸命やらせていただきたい」と

意気込んでいます。・・というか、今は不安のほうが大きいと思いますが精一杯勉強させていただけたらと思います。

 

・・・・・・・・と・・・長くなってしまいましたが・・・・（ここまでお読みくださって、ありがとうございます。）

私は娘を通して、今のFRAISの子供たちのことも見ることができているような気がします。

バレエは美しくて素晴らしいものだと思いますが、FRAISの子達はお勉強も頑張っている人が多いので

私はそのどちらも応援したいですし、なるべく両立していけるような環境をこれからも作って行きたいと思っています。

バレエが全ての人もいるし、バレエが一部の人もいる。

いろんな人がいていいし、いろんなやり方があっていいんですね。

私は悩んだ時にいつも思い出す人がいます。

元松山バレエ団のバレリーナ、林あゆみ先生です。（現在はご自分のスクールをお持ちです。）

パリのバレエクラスでお会いして、あの奔放さというか、自由さに、心を奪われました（笑）。

バレエは超・上手（当たり前か・・・笑）、超・綺麗、超・オシャレ、性格は超・チャーミング！！

最初見た時から大ファンになりました。いつか・・・FRAISでワークショップなんかしていただけないかな～

なんて密かに思ってます（笑）。林あゆみ先生を思い出すと、チマチマした考えなど吹き飛んでしまう。

（・・またいつか、このお話はできたらいいなーと思います。）

 

とりとめもなく、書き綴ってしまいましたが。。。（またまた・・ここまでお読みくださってありがとうございます。）

今年はBLOGを通じてもっと心の交流ができたらいいなと思います。

 

あっという間に・・・1月2日です！

引き続き、よいお正月をお過ごしくださいね。　　　　　　　　　　REIKO

 

 

↓小さなピアノを運び込みました。

 

 

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    This entry was posted on 日曜日, 1月 1st, 2012 at 11:03 PM and is filed under プライベート話. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

    2 Comments

    1. 匿名 より:
      2012年1月2日 7:40 AM

      ！！！
      しーちゃんの演奏で踊りたい！
      と娘が話してたんです！
      嬉しすぎます！！！
      そしてさらに夢ですが、
      しーちゃんの演奏で、みんなが輝ける作品の振り付けを考えたいな…
      だそうです（笑）
      こちらは相当勉強が必要だぁo(＞＜)o

      それにしても、娘と違っていろんなところで頑張っている子達、
      心から尊敬します！！！

      返信
      • 玲子 より:
        2012年1月2日 11:02 AM

        匿名様。どなたでしょう？（想像はつきました・笑。）
        コメントいただきとーーっても嬉しいです！！
        今年はFRAISの子供たちのさらなる成長と飛躍を図るべく
        計画を練っています。FJBで新たな挑戦の予定です。
        FRAISの子達ならやれると信じています。
        すごく楽しみになってきました～！！！！
        今年もどうぞどうぞよろしくお願いいたします！！

        返信

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