鹿児島が生んだスーパーギタリスト末原康志さん★ありがとうございました。（FRAISちゃんねるはしばらくお休みします）
おはようございます。
本日、七夕。
短冊に込めたお一人お一人の願いが届きますように・・・！！
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本日よりしばらくの間、YouTubeチャンネル
【FRAISちゃんねる】をお休みします。
こちらのblogは、数日の間、予約投稿にて更新させていただきます。
・・・・・・・
先日のこと、悲しい出来事がありました。
7月４日に、鹿児島が生んだスーパーギタリスト、
末原康志さん（享年６５）がこの世を旅立たれました。
【末原康志さんについて】
業界では「末原名人」の愛称で親しまれている。 中学時代にベーシストの鮫島秀樹（元ハウンド・ドッグ）と始めてのエレキ・バンドを結成。高校に上がり超高校級バンド「ブートレッグ」を結成。鹿児島市でチョットしたロック・ブームを巻き起こす！（ブートレッグは２０００年に再結成しＣＤデビューを果たす）高校卒業後、バンドを解散し単身上京。ロック・スターを目指ざしたものの日本のロックに元気がなくなり難しい状況に陥る。人生は自分の意志とは違う方向に向かって行く事もよくある事で「ネム音楽院」を卒業した後、セッション・ギタリストとしての活動をスタートし数々のアーティスト、シンガーのレコーディング、ライブにギタリスト、アレンジャーとして参加する。近年ではCHEMISTRYとのコラボレーションを始め、 SCOOP ON SOMEBODY 、長渕剛、河村隆一、渡辺美里、石井竜也、SMAP等の作品がある。その傍ら４枚のソロ・アルバムと２枚のバンド・アルバムを発表している。90年代初頭からヤマハ音楽院、現在は昭和音楽大学で講師を務めるなど、教育活動への情熱も熱く教則関係の著書&DVDの数は20タイトルにも及ぶ！！
・・・・・
わたしが末原さんと初めてお会いしたのは5年前のことです。
次女しずかが大学時代から所属させていただいているバンド
「AMUSTAS」のバンマス三浦洋一さんを通じてお会いし、
それからは、鹿児島や東京で彼の素晴らしい演奏を聴かせていただく機会に恵まれました。
計算されつくされた繊細で力強い、
一言で言うととてつもなく美しい！
「スエさん」のギターの音色が本当に大好きでした。
作曲家でもあった彼の音楽も心が震えるほど素晴らしいです。
ご本人からいただいたCDは宝物です。
（上記にもありますが、長渕剛、SMAP等にも楽曲を提供されています。）
スエさんの息子さんは俳優さんで「おぼんろ」という劇団の座長を務めてらっしゃいます。
「おぼんろ」の舞台の音楽制作をされていたのが、お父様のスエさん、末原康志さん。
本当に才能の塊みたいな親子。
「息子さんの末原拓馬さんにFRAISでワークショップしていただいたり、舞台に出ていただいたり、お願いできたら嬉しいです〜」
そんな夢をスエさんに語っていました。
「いいよいいよ、アイツは子供と接するのが得意だし」とスエさん。
でも息子さんがどんどん有名になって忙しくなって、一度もお会いすることがないままに、スエさんがあの世に逝かれてしまいました。
次女しずかは学生時代から末原さんとリハーサルをさせていただいたり、
同じステージに立たせていただいたり。
そして、作曲家の観点からたくさんのことを教えていただいたり。
恐れ多くも大変有難い、幸せな時間をたくさん共有させていただきました。
いつでも笑顔で思いやりを持って接してくださいました。
そして時には厳しいことも言われたり。
その全ての瞬間が大切な思い出として心に焼き付いています。
どれだけ感謝しても足りません。
昨年の後半から病と戦っていらして、
大変な時期をお過ごしだったと思います。
でも、SNSの投稿には、ベランダで育てているアサガオの成長を記されたり、
みんなを励ますような言葉を記されたり。
最後まで変わらない優しさで過ごされていました。
スエさんが生前わたしに話してくださいました。
「ボクは花が本当に大好きなんだよ。
可愛くて仕方ないんだ。
僕はギタリストになっていなければ
絶対に花屋さんになりたかった。」
ロックな服装、ロックな容姿。
バリバリのロックの世界にいる人からは想像し難いこのセリフ。
（とっても繊細で愛らしい・・）
でもこれが、わたしが思う、わたしの中の「スエさん」です。
ライブが終わった時に
「レイちゃん本当にありがとうね」
と言って、握手をしてくださった優しいあの笑顔に、
もう一度、お会いしたかったです。
５年間だけのお付き合いでしたが、
ご一緒させていただいた全ての時間が印象深く、
たくさんの影響を与えてくださいました。
いま感謝の思いと寂しさでいっぱいです。
スエさんが高校生の時に「ロック音楽をすること」「ロック音楽をする人間」を
先生達に認められず、とても悔しい思いをされたそうです。
上京後、業界で成功された後は、ご自分の演奏活動や作曲活動のかたわら
高校の特別授業に呼ばれたり、音楽大学でで教鞭を執られたりして、
未来の音楽家、これからの子供達にも熱心に教育なさっていました。
ご自分の道をぶれることなく最後まで生き抜いて、
たくさんの人に影響を与え続けたスエさんは本当にカッコいいと思います。
命は１回切り。
悔いのないように、日々を楽しく過ごしていきたいと思います。
ということで、こんなご時世ではありますが
今日から末原康志さんとの最後のお別れに行ってきます。
【FRAISちゃんねる】はお休みしますが、こちらのblogは予約投稿してまいります。
↓末原康志さんが我が家に遊びにいらしてくださった時の写真。
この時、大好きなお酒をたくさん呑んで、かなり酔っ払っておられました。
★カメラマンの藤尾誠さん撮影
（動物も大好きな方でした。可愛がってもらうテトくん。）
今日も笑顔になれることがありますように！
LOVE &PEACE！
笑福！！
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はじめまして。
突然のコメント失礼します。
私は末原康志さんの息子さん、拓馬さんと彼が主宰をつとめる劇団おぼんろの大ファンで、拓馬パパの音楽も大好きな者です。
先日の突然の訃報に驚き、昨日のお別れの会へもお伺いしてきました。
前置きが長くなってしまい、申し訳ありません。
康志さんのお人柄がよくわかる素敵なエピソードをありがとうございます。このエピソードを是非SNSを通じて康志さんを知る方々にも読んで欲しいな。と思い、Twitterでご紹介させていただけないかと、コメントさせていただきました。
ご快諾頂けると嬉しいです。
コメントありがとうございました。今頃になって気が付いて返信が遅くなりました。大変申し訳ございません。
昨日の葬儀で初めて拓馬さんとお話させていただきました。とても素敵な方ですね！
わたしもいつか劇団おぼんろさんのステージを観たいです。
ご紹介もちろん大丈夫です。ありがとうございます。