2012年1月28日(土)おもうこと。
皆様こんばんは。REIKOです。
本日FRAISはお休みでした。
ということで!我が家の女子3名で
少し遠くまでドライブ!の予定でしたが・・
あいにくの雨だったので
映画(麒麟の翼)を観に行きました。
家族でも友達でも恋人でも
言葉を交わして相手のことを解ろうとすることは
大切だなーと思いました。
誰かが何かを云わんとするときは
分かり合える(または相手を知る)チャンス!
でも、それは一方的だとつまらないし、
気分がマイナスになることがあります。
そんなときには、プラスになれる人と会ったり喋ったりして
バランスをとってみます。
だから私はいつもポジティブを保っていられるのだと思います。
最近はいろんなことを考えていました。
バレエのことも・・。
日本のバレエが難しいのは
ある意味「バレエ教室」だからってことだと思います。
芸術に歴史のある海外だと、バレエに合った身体条件、能力等を持った子達が
国が支えるバレエ学校でプロになるための教育を受けるし、そうでない子達は
初めから趣味のバレエを楽しんでいます。趣味のバレエといったって、
教えてる先生は元プロのバレエダンサーだったりと一流の先生だし、
休日には気軽に一流の舞台を観に行ったり、美術館巡りを友達としていたり・・・
常に「一流」が側にあるわけです。
土台が違うなと感じます。
ロンドンに友達がいるのですが、友達の子供たちは、バレエも音楽もやっていて
バレエに命かけてるわけじゃないけど、とても目が肥えています。
プロを目指すわけじゃないけど、好きなバレエや音楽の話をするときのお顔は
本当にキラキラと輝いていてすごく豊かだなと感じます。
このカジュアルさが豊か・・というのでしょうか。
どう表現してよいか難しいのですが・・。
日本には世界に誇れるたくさんの素晴らしいダンサーがいます。
そのダンサーは元々日本の「バレエ教室」から生まれた人たちです。
そのどのバレエ教室にも「プロを目指す人」「趣味でやっている人」
が混ざり合っていたと思います。そんな中で世界にピックアップされていく人たちは
よく言われる「バレエに選ばれた」人たち、なんだと思います。
バレエコンクールでいい賞をとったからといってプロになれるとは限らないし
逆にいつも予選落ちだった人がプロになるケースだってあるくらいで・・。
これだけバレエコンクールが増えているのは、プロと趣味の狭間にいる人が
日本には多い証拠なんじゃないかな、と思います。
(バレエ教室が多いからバレエコンクールも多い、という図式?
もちろん、目標を持って頑張ることは素晴らしいことなんですが。)
FRAISで長い間頑張ってくれていた生徒たちが
今、自分の意志で卒業を決めて、新たな道に進もうとしています。
夢に向かって進む姿を見てとても嬉しい半面、やっぱりさみしいです。
ほんとうに、さみしい。
卒業する生徒さんのお母様が
「しずかさんの言葉に救われました」とおっしゃいました。
"自分が踊っているときには、私はこれが苦手、●●ちゃんは上手でいいな・・私は駄目だ・・
とか思ってつらいことも多かったけど、今回、初めて、ひとりのお客さんとしてFRAISの舞台を
観たときに、誰がうまいとか下手とか、全然関係ないと思った。
一人ひとりが本当に輝いて見えて、眩しかった。
みんなが宝石のように見えたの。ホントに心から感動したのよ。”
娘の言葉を聞いて、私も、本当にその通りだなと思いました。
プロを目指す人も、趣味で続ける人も
それぞれに一生懸命。
その中で娘が経験したのと同じように、悩んだり苦しんだり。
「学校」や「仕事」が一日のほとんどを占める忙しい毎日ですが
長い間、バレエを続けてくれてありがとう・・という気持ちでいっぱいです。
バレエを続けていてくれる限り、その時々で最善を尽くしたいし
FRAISを卒業してもいつでもFRAISに帰ってきて欲しいと思います。
そんな教室で在りたいと思っています。
広く、長い目を持ちつつ、
一流と触れ合う機会もしっかりと。
憧れの左右木健一先生にFRAISにいらしていただくことも
そのひとつ。。。。
(お便りを見た途端、感激で泣いた生徒もいたって・・!笑。
左右木先生のお話はまた後日・・・・・・・・)
FRAISの生徒がどうなっていくか
本当にたのしみです!
難しいことは考え過ぎず
今、できることを精一杯やろう。
みんなそれぞれに、それぞれの道で
がんばればいいんだと思います!
私も私なりに、皆さんが少しでもよくなれる方向、そして、
皆さんが楽しくバレエを続けていける方向を考えていきますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
REIKO
Recent Entries
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月