YOSHIMURA DANCE CENTER The 4th stage 観ました。
(↑パンフレットもカラーページ満載で素敵!!)
おはようございます!
昨夜、博多より帰ってきました。
二日間、美里先生と夏休みを楽しんできました。
山口は楽しかったです!!
山口に行くのは美里先生は初めて。
私は幼い頃、一度行ったきりだったので
二人共ほぼ初めてのようなもの。
朝五時半に起きて鹿児島中央駅へ。
午前8時3分発の新幹線に乗り込み二時間半。
ウトウトしている間にあっという間に山口県・徳山市に到着~!
徳山駅を降り立つと潮の香りがしてきました。
目の前に港が見えます。すごく海が近い!!!
煙突から煙がモクモクと上がり、工業団地のようにも見えます。
(鹿児島でいうと、谷山港にそっくりな感じです。)
左右木先生は山口でリハーサルを終えて、鹿児島にいらしたことも数回あられたので、
この場所からいらしてたんだな~と妙にこの場所を愛おしく思えた瞬間でした。
公演開始は午後3時。
少し時間があったので、街をブラブラしようということになったのですが・・・
公演が行われる「スターピアくだまつ」は大きなショッピングモール内にあったため
そこで昼食を摂ったり、マッサージを受けたり(極楽の20分!)、
瞳家族もいらしていたので、ロビーで写真撮影大会をしたりしているうちに
(瞳のパパ、超・キュートです。笑。)
あっという間に開演時間になりました。
YOSHIMURA DANCE CENTERさんの、第4回目となるこのステージは
第1部が「コッペリア全3幕」。第2部が「フリースタイルダンス」。
コッペリア全幕だけでも大きい作品なのに、その上、フリーダンスもするの?
公演時間はどうなるんだろう・・・と始まる前は思いましたが、
何や何や・・・次から次の目に止まらぬ展開で、ひとつも飽きることなく
舞台にひきこまれ、3時間50分。風のように時間が過ぎてしまいました。
会場は、鹿児島の宝山ホールを少し大きくしたくらいの規模で
宝山ホール同様、雰囲気が老舗な感じがしました。
客席は満席。
私達は招待席の理想的な場所で観ることができました。
館内に流れる客席案内放送・・・
え?
この声は・・
栗原英雄さん?
そういえば、コッペリウス役で出演されると聞いていました。
栗原さんが四季時代、出演なさってる舞台を何度も拝見したことがあり
渋く素敵なお声と演技力に魅了されてきました。
栗原さんのお声をこうやって聞けるなんて、なんて贅沢なんでしょう!!!
コッペリアは左右木健一先生による演出・改定振付。
ご自身も出演なさるということで、初めて左右木先生が舞台上で踊られる姿を
生で拝見できる!ということで、ドキドキ・ワクワク・・・。
左右木先生はフランツではなく、フランツの友人役を踊られました。
私の勘違い・・!スミマセン。
しかし、このフランツの友人、の役が、舞台に彩りを添えていました。
フランツの心情や性格をフランツの友人役がうまく引き出していて
よりリアルに伝わってきました。
(左右木先生、舞台に上がられると、なおオーラが増します!エレガントなのに
表現力が抜群。。とにかくかっこよかった・・。)
それだけでなく、左右木先生のコッペリアは、スワニルダも現代版という感じで
肉食系女子(笑)な感じがヨカッタ!!!親近感を抱きました(笑)。
左右木先生のコッペリアは、わかりやすく、おもしろいです。
小さい子達も上手に演出されていて、全てに無駄がなく、洒落ていました。
なかなか他の人には真似できない素晴らしいセンス!
改めて、「振付家左右木健一」のファンになったところです。
それにしても・・・・
左右木先生が舞台に出てこられるだけで、光が差したようにぱあっと明るくなるんです。
それに、他の出演者も感化されてさらに舞台が輝きを増す感じ。
左右木先生の「人を引っ張る力」というものをマザマザと感じました。
ダンサーとしても、人間としても、指導者としても、
「尊敬すべき人物」この一言に尽きると思いました。
左右木先生のバレエに対する愛情、情熱は、
大きく言うと世界の人類愛にまで繋がっていくように感じています。
礼 よしむら先生率いる
YOSHIMURA DANCE CENTERの生徒さん達もホントに素晴らしかったです。
バレエのテクニックはもちろん、豊かな表現力、柔軟性・・・
どうしてここまでできるの?と、不思議でしたが、その答えは
第2部のフリースタイルダンスに見たような気がします。
ジャンルにとらわれないダンス・ダンス・ダンス・・14作品!
礼先生が劇団四季のご出身でクラシックバレエだけでなく
ジャズダンスやミュージカルに至るまで様々なダンスを教えることができる
エキスパートでいらっしゃるんですね。
ダンスのレベルも高し!!!です。
舞台から発するエネルギーも半端ない!!
(ひとつひとつ感想を書きたいくらいなのですが・・・長くなりそうなので
割愛させて頂きます。笑。)
ここで学べる生徒さん達は幸せだな~と思いました。
「コッペリア」でも、1人ひとりの表現力の幅があり、
「バレエ」という枠にはまらず、本当の本当に物語を観ているようでした。
最初から最後まで惹きこまれました。
出演者全員が同じエメラルドグリーンのTシャツ+Gパンを着てのカーテンコールは
実に感動的でした。舞台と客席がひとつになった瞬間でした。
(左右木先生と茉琳ちゃんと礼央くんはここでコーラスラインを
ちょこっと踊られて・・・盛り上がりました!)
出演者の皆さんの「生命力」「生身の心」に触れたようで、
感動しすぎて泣けました!!
(実際、前の席に座っておられた瞳ご両親は涙をふいておられました。笑。)
たくさんの吊り物を使っているに関わらず、舞台転換が早く、
照明や音響も完璧。
スタッフさんたちにもお疲れ様でした!!と言いたいです。
このようなすばらしい舞台にご招待くださった
礼 よしむら先生に
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました
最後に・・・少し宣伝。(*^_^*)
第2部のフリースタイルダンスの中で
左右木茉琳さんと森川礼央くんが踊られた新作「トッカータ」(左右木健一振付作品)。
FRAISジュニアバレエ団第2回公演「Ballettabent」2012/1/14
(かごしま県民交流センター)
「エラールへのオマージュ」の中でも発表します。
今、日本のジュニアバレエ界を引っぱっておられるお二人が
鹿児島初上陸です!
鹿児島のバレエファンの皆様、
洗練されたお二人の踊りをどうぞお楽しみに!!
なんだか・・・とりとめもなく・・・・つらつらと書いてしまい・・・申し訳ないですが・・・
(と言いながら、まだ書きたい気分でもあるのですが・・・笑。)
とにかく、舞台というのは、生で観るのが一番!ですね。
山口まで足を運んで、よかったなーと思います。
礼先生にも初めてお目にかかれましたし。
(ハツラツとされたとても素敵な先生でした!!)
行動した分だけ、出逢いがあり、世界が広がります!
REIKO
左右木健一先生のblogより
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