(てと日記№5)ぼくがはじめて鹿児島にきたときのこと。

あのとき ぼくは とっても きんちょうしていました。

 

おみせから いきなり そとにつれだされました。

けっこうながいじかん くるまの中にいました。

くるまは ゆれていました。おんがくがなっていました。

 

れいこさんが ときどき「てと。てと。」とよびました。

ぼくの にくきゅうは きんちょうのあまり しめっていました。

 

ぼくは ふあんで にゃーにゃーなきました。

はやく おみせに かえりたいと おもいました。

 

でも すぐにあきらめて せまいところに じっとしていました。

(ぼくは せまいばしょが だいすきです。)

 

ちかくに ぼくのトイレをおいてくれたけど

うんちも おしっこも でるわけがありません。

ぜんぶが かたまっていました。

 

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「てと ついたよ。」

 

れいこさんが ぼくをつれてきたところは

鹿児島というところでした。

ぼくのあたらしい家があるところでした。

 

その家には 「ちやし(しずかおねえさん)」がいました。

ぼくのことを待ちわびていてくれました。

 

ちやしは、ぼくに すてきなおんがくを きかせてくれました。

 

 

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ぼくの にくきゅうは すこしずつ かわいてきました。

のども かわきました。

 

そしてぼくは

「おしっこはどこにすればよいのだろう」

と かんがえました。

 

 

 

てとはんこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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