日々録。2014/3/7（金）春～♪
午前10時。国公立大学前期の合格発表・・・
とその前に、半身浴20分。
身支度を調え、気持ちをシャキーーンとさせる。
娘はパソコンの前でずいぶん緊張気味。
今朝は不思議な夢を見たな～
かのんが鶴丸高校に受かったよ～良かったね~
と御祝いしている夢。
鶴丸高校はしずかが3年前に滑り込めなかった高校だったけど
なぜいまになって？と目が覚めて可笑しくなった。
（しかもかのんは小中高一貫教育の学校だから受験がない。）
3年前しずかが鶴丸高校を受験した時、それまでの模試ではA判定、若しくは
AA判定しかなかったので本人は落ちるなんてことを考えていなかったのに
落ちてしまった、という苦ーい経験上、本人曰く
「大学受験の結果は最悪の状態を考えておくわけよ。わたしにはそれくらいが丁度いいの。」
滑り止めをひとつも受けておらず、国公立大学にもし落ちたら露頭に迷うぞという心配も加わって
発表前の緊張感が高まる。
午前10時過ぎ。大学構内に貼りだされる合格者の番号。少しのタイムラグの後パソコン画面に届く。
「あったー！」
やったーやったーと嬉しそうなしずか。
涙をながす美里。
これでやっと春がきたな。
この1年、どこの大学に進学しようかと迷いに迷ってきた。
北海道から沖縄まで、頭のなかで何周も受験旅行してきた。
結果、地元、鹿児島に残ることを彼女は自分で決めました。
どうしても○○○になりたい、という夢があり、わたしが学びたいことは
○○大学の○○科にしかないんだ、というものがあれば別だけど、
そういうものがない彼女にとって、「この先やりたいこと」を自由にできる環境は？
と考えた時にそれが地元だったというわけです。
4月からは鹿児島大学の法文学部の学生をしながら、やりたいことを思いきりやる
充実した日々を過ごしてくれるでしょう。
↓発表後、御世話になった先生方にご挨拶に来ました。
先生方、本当にありがとうございました！！
しずかとふたり、鹿児島大学に行って、掲示された番号を確認に行ったり。
（↑これが彼女の夢だったらしい。笑。）
↓天文館でお茶をしたり。
彼女が何年もかけて手にした春を楽しみました。
進路ってすごく悩むものだけど、結局は
その子が持ってる地頭と努力できる才能と、親の事情、その時の状況、
タイミング、運・・・・いろんなものが絡み合ってくるから、自分で全てを決めて
直ぐに手に入れられる人は意外と少ないんじゃないかなと思います。
（そうできることが理想ではあるかもしれないけど。）
第一希望を諦めて、第2、第3希望の場所に行くこともあるかもしれない。
でもそれも含めその人の人生なんだよね。きっと。しかし「塞翁が馬」です。
だから、今いる場所で精一杯やればいいんだなということが
私自身の人生も振り返っても思うことです。
REIKO
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