(プライベート話)しあわせと感じる心を教えてくれた人、ヒロコさん。

ここ数年の間に大切なお友達が次々に天国へ旅立ちました。

 

先日は3年間闘病生活を続けてこられたヒロコさんがご家族が見守る中息をひきとられました。

わたしと美里はその2時間前まで一緒に過ごすことができました。

 

ヒロコさんは天文館のグルメ通りのフレンチレストラン「とみよし」さんの

シェフの奥様で、シェフと一緒にお店を切り盛りされていた方です。

 

わたしたちの一番のお気に入りのレスントランで、ゲストダンサーをよくお連れしました。

素晴らしいお料理とヒロコさんの明るい振る舞いに誰もが幸せな時間を過ごすことができました。

ヒロコさんが闘病生活に入られてから惜しまれながらもお店を閉じてしまいましたが、

わたしたちは、鹿児島の食材をふんだんに使った素晴らしいお料理のお味を一生忘れることはありません。

 

病気と闘っていたこの3年間は、美里がレッスンのないお昼間によくヒロコさんを外に連れ出しました。

元気なときには、山登りをしたり、ドライブしたり、お食事をしたり、お茶を飲みに行ったり。

最後に出掛けたのは昨年の秋、仙厳園のスターバックスです。

 

明るい笑顔と愉快なおしゃべりで、ヒロコさんはいつもみんなの中心にいました。

闘病中も泣き言ひとつ聞いたことがありません。

自分の余命を知りながら、最後の最後まで笑顔でみんなに接しました。

自分にそんなことができるか?と想像すると、自信がありません。

本当に強い人だったなあと思います。笑顔しか思い出すことができません。

 

 

とみよし

 

 

まだ若かったヒロコさん。

本当はこれからもっと楽しいことをしたかっただろうなと思います。

 

 

 

平和って、幸せってなんだろう?と、考えます。

 

仕事?財?家族?恋人?健康?

 

全てがあればしあわせ?

ひとつでも欠けると不しあわせ?

 

結局、幸せは自分自身が生み出し感じるしかないのだと思います。

 

 

今、この瞬間瞬間、しあわせを感じ過ごす。

ヒロコさんはそんなことを教えてくれた人だったように思います。

 

 

ヒロコさんのしあわせと感じる心の波動が周りに伝わって

彼女のまわりの人たちは平和だったのだと思います。

 

だから、平和でいるためには、個人がしあわせでいることが大切。

自分を大切に。近くにいる人を大切に。

世界中がそんなふうになれたらいいなと思います。

 

 

形あるものはいつかはなくなってしまうもの。

 

生きているときに、目一杯しあわせを感じたいですね。

 

 

 

とみよし2

 

 

ヒロコさん、いままでありがとうございました。

どうぞ安らかにお眠りください。

 

 

徳田玲子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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