(てと日記№4)ぼくがれいこさんと であった日のこと。

ぼくがかごしまにくるまえ、

ぼくはこんなところにいました。

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くまもと駅のちかくにある

「古物屋 ミ・エスティーロ」

という

おしゃれなおみせにすんでいました。

 

ごしゅじんのはしぐちさんと おきゃくさんの話によると

「かんばんねこ」だったそうです。

 

 

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5がつ5にち こどものひに

たまたま れいこさんが「かごしま」というところから

ぼくのところにきました。

 

れいこさんが二階にあがろうとしたしゅんかん

ぼくは れいこさんのあしもとをすりぬけ先まわりして

二階にかけあがり れいこさんをあんないしました。

そして、おとくいの「あしにはいたっち」をしました。

 

 

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れいこさんの目はキラキラしていたようにおもいます。

「かわいいね~!」とこえをあげてよろこんでいました。

(あとできくと ぼくにひとめぼれだったそうです。)

 

 

 

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おみせのごしゅじんの はしぐちさんとれいこさんは 

なかよくはなしをしていました。

れいこさんは、なくなった「まろん」ちゃんのことをはなしていました。

 

そして、はしぐちさんは、

「てと(ぼく)が おみせに夜ひとりなのがかわいそうだから、

よい人がいたら里子に出したいんだ」

というはなしをしていました。

 

はしぐちさんのいえには、ぼく以外に、ねこが7匹すんでいました。

はしぐちさんのおみせのそばに捨てられてたぼくは

8匹目のねことして、お店にすむことになりました。

ぼくがおりこうなねこだったから おみせにおくことができたのだそうです。

 

じっさい、ぼくはおみせの だいじなものにさわったり 

あそんだりすることはありませんでした。

 

 

 

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はしぐちさんは すてねこだったぼくを ひろってくれて 

おふろに入らせてくれました。

びょういんにも連れていってくれました。

そして、やせほそってハラペコなぼくに ごはんをたくさん食べさせてくれて 

すてきなところに住まわせてくれました。

 

ぼくのことをすごくだいじにしてくれた はしぐちさん。

 

 

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ぼくは おみせと はしぐちさんが だいすきです。

はしぐちさんも ぼくのことが だいすきです。

 

はしぐちさんは ぼくを「さとご」に出すこと

れいこさんは ぼくを「かぞく」にすること

をすこし まよい かんがえていました。

 

れいこさんは

「まろん」ちゃんがなくなってまだ1か月しかたっていなくて

かぞくががまだショックじょうたいだから 

ぼくのことを受け入れてもらえるかしんぱいだったようです。

 

いったん おみせをでて もういちど よく考えてから また きます。

 

と言って、れいこさんはお店を出ていきました。

 

 

ぼくが おひるねをしておきたころ

れいこさんは おみせに帰ってきました。

 

れいこさんは ぼくを むすこにすることを決めて帰ってきたのです。

 

ぼくは すこし どうようしました。

 

 

(ぼくとれいこさんの初2ショット。

ぼくのどうようが つたわりますか。)

 

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ぼくにとっては だいすきな はしぐちさん

そして おきゃくさんたちとの とつぜんのおわかれです。

 

 

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はしぐちさんはないていました。

 

ぼくもなきました。

 

 

 

てとはんこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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