(プライベート話)母とのこと。など。

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皆さま、こんばんは。クラシックバレエフレイスの徳田玲子です。

 

今年はもっとプライベートな話もしてみたいと思います。

 

タイトルの頭に(プライベート話)と記すのでお時間がない方、

興味のない方はスルーしてください!(^^)!。

 

FRAISの稽古場が広く新しくなってから丸12年が経過しようとしています。

それは、母と暮らしたのと同じ年月を意味します。

 

13年前に父が他界し、ひとり残された入院中の母を家に引き取ることになり

ちょうど前の稽古場が手狭になっていたこともあり、

父の残してくれた遺産とわたしの貯金で建て増ししたのが

現在のスタジオと母の住んでいる部屋。

ちょうどタイミングがあったのですね。

わたしと暮らすことは前々からの母の夢であり希望であったので、

それが叶ってからは重い障害(母は病気による全身麻痺の一級障がい者)

なんて感じもしないくらい明るく元気に過ごしています。

(12年の間で麻痺も少しずつ改善されました。)

一時は命さえ危ぶまれた状態の母がここまで回復し

精神的にも元気を取り戻せたことはまさに奇跡だと思います。

家族と過ごすことが薬になっていたとしたらそれはとてもうれしいことですし、

これまで母の介護を続けてきたわたしへの最高のご褒美なのかなとも思ったりします。

 

とはいえ、母と暮らすここまでの道のりは、そう楽なことばかりではありませんでした。

当初こどもたちは小さく、抱えている仕事も多く、「てんてこ舞い」で常に自分のことは後回し。

(幼い娘が「ママはシンデレラみたいだね」と言ったほどです。笑。)

そして12年経った今、こどもたちは大人になりつつあり、自分もそれなりに年齢を重ねました。

その間、夫も他界し、数年前とは随分とりまく状況が変化しました。

 

10年ひと昔という言葉がありますが、近頃は時間のスピードが速くなっているのか(笑)、

1年でも、半年でも、1か月でも、たったの一日でも、人生が激変することがあります。

 

だからこそ、ひとときの感情に振り回されることなく

「今」「ここ」「目の前にいる人」を大切に、そして慈しみ、

後悔しないような生き方をしていきたいと思います。

 

写真は現在の母!

笑顔がすごくいい!

 

目の前にいる人が心からの笑顔でいてくれることが

いちばんうれしいです。

 

CLASSICAL BALLET FRAIS

徳田玲子

 

 

 

 

 

 

 

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