どちらも正解。
楽しみにしてくださってありがとうございます
(FRAISの保護者様のInstagramより)
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ここ数日の話。
FRAISのお母さま方からメッセージをいただき、大変有難いことだなあと思います。
皆さんがFRAISのことや生徒さんたちのことを真剣に考えてくださってるんだな~と嬉しくなりました。
ありがとうございました。
頂いたすべてのご意見を反映させていただきたいですし、それが理想です。
しかし相反するご意見もありそれは現実には難しいところです。
そう、それぞれの置かれた立場や状況、その人のそれまでの経験、思考の癖等によって、意見は真逆であったりしますから。
いろんな生活、人生があるのですから、当たり前と言えば当たり前です。
ある人が「これはAですよね!」と言う。
一方で「これはBです!」と言う。
仮にそれが相反する意見だったとしても
AもBもその人の正解であり間違ってはいません。
だから聞いているほうは「あなたのお立場から見ると、確かに、そうですよね、その通りです。」となります。
さらに言うとAの意見もBの意見も、表(口)には出てこない別な事情だったり感情が隠されていることもあります。
(なるべく素直に生きたいと思いますが・・・わたし自身がそうであるように。)
「それは素晴らしいやり方ですね!」と自分の意見が通り嬉しいAさんもいれば、一方で困るBさんもいたりするわけで。
全ての人が納得することはありません。
これは世の常です。
また一つの事柄において波風が立てば、それに付随して他のことが噴き出てくることもあったりもします。
人の感情や思考というものは興味深いものです。
(故にわたしも自分の感情を観察するのが常です。)
言い出せばキリがないことも多いです。
もちろん、改善できることは対応していきます。
ご希望通りにできなかった方には「申し訳ないです」と言うしかないです。
改善して、試してみて、問題なければ、それでオッケーでしょうし、もしかしたら、改善前に戻したほうがいいよね?
となるかもしれません。やってみなくてはわかりません。
風が吹いて波が立つことがあることは、向上していく上でとても重要だと思います。
空と海は異質物だから境界線に風波が立ちます。その波風も含め地球の美しい風景があるわけです。
大荒れの大波もあればべたなぎの静かな時もあります。
しかしずっと美しい風景は変わらない。
全てがバランスを取りながら共存しているんですね。
なんだか詩的になってしまいましたが・・笑
まあ基本的に、わたしたちはFRAISの生徒さんたちの笑顔を守り抜きたい!という信念で動いています。
ちょっと難しいかな?と感じる事柄さえ、子供達はこちらが思うより対応力があり、その中で成長をしていく力があると信じています。
「結果それでよかった」と思っていただけるようにと、長い目で見ている部分もあります。
大げさにならず、焦らず、楽しく、いけたら良いな。
・・・・・・・・・
21年間お教室をやっていく上で、本当にいろんなことがありました。
目に見えるものだけが全てではありません。
誰かを守るため、傷つけないためには本当のことを言ってはならないなということもありました。
誰かを守るため、それでうまくいくのであれば、と、わたしは悪人にもなれました。
(それが正解か、そうでないかは、わかりません。)
それでもわたしたちのことを信じてくださって一緒にいろんな波を超えてきた生徒さんや保護者の方々との絆は硬く一生の宝です。
一方で関係性がなくなるのであれば、寂しいですがそれが運命であり、人生です。
いったん離れてもまた戻ってきてくれて、前よりも良い関係性になったりそんな嬉しいこともあったりして、
そんな時はやっぱり、わたしは人が好きだな~と思う瞬間です。
出来るならいつも大きな心でいたいと常々考えます。
・・・・・・・
芸事は重箱の隅をつつくようなことを長年続けて、やっとやっと、技術を磨いていけるものです。
バレエだと「つま先!」「かかとの向き!」「軸!」・・・
ピアノだと「手の形!」「譜読み!」「運指」・・・
うるさいほど言われ続けます。
普段の生活では考えもしないような、細く難しいことをやり続けるのです。
どんな人でも挫けそうになる瞬間はあるでしょう。
だからこそ大きな目や心を持って自分にも人にも接することは大事かな?と思います。
そのバランスあってこそ、本当の美しさに到達できるような気がします。
(そうして得たものは一生の宝物です。)
・・・
最近、わたしの母が急に弱ってきて、以前に増して手がかかるようになりました。
母は早い時間に床に着くようになったので、早朝に目が覚めます。
今朝わたしは4時半に目覚ましをかけ、母のトイレの介助をしました。
子育てをまた一から始めたような感覚になり、母のことを愛おしくも感じます。
そんな風に思えるのも家族の協力体制があってこそだと思います。
我が家のことはほんの一例であり、同じように各ご家庭で楽しいことも大変なこともご心配なことも・・
本当にいろんなことがおありでしょう。
いろんなことがあればあるだけ、波風立てば立つだけ、解決に向かい協力が生まれ、絆が深まることもあります。
それは、基本的に愛があるから。
注意しなくてはならないのは「自分の正しさを相手に押し付けないこと」だと思います。
それは時に暴力になるからです。
特に余裕がなく自分の「思い」でいっぱいいっぱいになっている時には、そうなりやすいでしょう。
親しい相手に限ってそうなり得る危険性があるので、私自身、常々気を付けなければならないなと思っていることです。
(それでも、シマッタと、反省することは多いのです。)
・・・・・・・・・・・
とりとめもなく、脱線しつつ、つらつらと書いてしまいましたが・・
ここ数日の出来事をめぐって、思いついたままわたしなりの考えをまとめてみました。
いつも美里Tとも話していることですが、
FRAISの皆さんが素敵な方ばかりで嬉しいなと思います。
とりわけ生徒さんたちの屈託のない笑顔、レッスンに集中する凛とした姿には、元気をもらいます。
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いつもありがとうございます!
LOVE&PEACE!
笑福!!
l
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