当たり前ではない日々。

 

こどもの頃から譜面ばかり見ていたせいなのか、遺伝的なものなのか、ずっと視力が弱い。

 

眼鏡やコンタクトレンズを外すと漫画で言うと、目はふたつのバッテン印。ほとんど見えていないに近い状況。

 

(加え悲しいことに近ごろ老眼も入ってきた。文字を書くのがきついのです。)

 

 

震災時、眼鏡なしだと生死に関わるだろうなあと思うと同時に、わたしのような人もたくさんいるだろうに、震災時そんな場合どうしているのかなと思う。

(そうだ、コンタクトレンズや眼鏡を避難バッグに入れておく必要がありますね。そもそも避難バッグ、どこに仕舞った?)

 

 

震災といえば、日本では近年、地震や津波など大きな被害が出る災害が頻発していて、災害のない地域に住んでいる人も「もし自分の身に降りかかったら」ということを想像することも多くなったと思う。

 

わたしの場合、身体の不自由な母を看ていることが大きく、よく夢に見るのが、車いすに乗った母をすぐそこに押し寄せる津波からどう遠ざけ助けようかと必死になっている自分の姿です。

 

(結局は「みんな逃げなさい!」と言った後で、最後まで母と一緒にいてあげるというパターンで終わることが多い。)

 

 

夢の中でも母のことを必死に考えている自分。

目が覚めるとどっと疲れています。

 

 

 

(身体の不自由な母のことを考えると、視力が弱いくらい大したことではない・・)

 

 

 

自分にとって大切なものを失うことを想像することで

当たり前ではない今がどれだけ幸せかということを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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