理央のスピーチ (10年継続表彰)

クラシックバレエフレイスの徳田玲子です。

 

お正月も2日目になりましたが、皆様はどのような一日をお過ごしでしょうか。

FRAISは数年ぶりに長期の年末年始のお休みをいただきました。

NBAバレエコンクールが東京にてもうすぐ始まりますが、今回、FRAISからエントリーするのは、一般科の堂薗美月(高2)ひとりです。シード権にて出場なので、決選のみ受けます。個人で上京するので、場当たりなどいろいろと試練もあるかもしれませんが、頑張ってきてほしいと思います。

 

さて、、

昨年末に行いました「第14回FRAIS勉強会&継続表彰式」の模様を少しずつUPしてまいりたいと思います。今日は、継続表彰式の模様をお伝えします。

今回、5年継続14名、10年継続6名、15年継続5名、合計、これまでに最多の25名の皆さんに表彰させていただきました!

おめでとうございました。

 

 

 

継続表彰2

 

一般科クラスの理央のスピーチをご紹介いたします。

心のこもったとても素晴らしいスピーチをありがとう!!

1継続表彰

私がバレエをはじめて今年で10年になりました。この10年は長いようで短かった気がします。

わたしは6歳、小学1年生になったばかりの4月にバレエをはじめました。

最初は姉がやっていた家の近くにあるピアノ教室でピアノをしようと思っていたのですが、体験の時に「かえるのうた」が弾けなくて嫌になり、結局、家の近くにあって、身体を動かすことが好きという理由でバレエをはじめました。

そのバレエがこんなに自分にとってなくてはならないと思えるくらいに大切なものになるとは思いもしませんでした。

一番最初はフリフリのレオタードでレッスンに行ったのを今でも覚えています。

しかし、最初のころはとっても泣き虫で母が送って家に帰るとすごく泣いて美里先生をずっと困らせていました。

それでも優しく大丈夫だよと言って楽しいレッスンをしてくれる美里先生が大好きで、レッスンに行くのが楽しみでした。

そんな私が最初に迎えた大きな出来事はトゥシューズの試験でした。

私とななみちゃんの二人で受けたのですが、私はすっごくガチガチで全然音楽に合っていませんでした。

今でも家のビデオで見るのですが、何回見てもおもしろいし、なつかしいです(笑)。

そうしてゲットしたトゥシューズですが、私が今までに履きつぶしたトゥシューズは150足以上はあると思います。

わたしが初めて出たコンクールは、4年生の夏に出場した名古屋のバレエコンペティション21というコンクールでした。

今まで楽しいことばかりのバレエでしたが、コンクールに出て、初めてバレエの大変なこと、シビアさ、また、それを乗り越えたときの達成感を知りました。私はそれからたくさんのコンクールに出て、悔しい思いや後悔もたくさん味わいました。それでも自分なりの目標を持ってバレエを追及することが楽しかったです。チャンスに恵まれ留学したときは、日本では学べないような表現力、また海外で生活することの大変さを知り、貴重な体験をすることができました。

こうして続けてきたバレエですが、気付けば、10年が経っていました。

わたしが発表会に出るのは今回が6回目です。

ドン・キホーテはわたしが前からやりたい演目のひとつで、今回FRAISでできることがとてもうれしいです。

一幕ではスミちゃんとキトリの友人をします。

スミちゃんとペアで一緒に踊るのは初めてではありません。

2回目の発表会で踊ったのが初めてで、中国の踊りで一緒に傘を持って踊りました(笑)。

その後もバヤデールで組んだり、いろいろな踊りでパートナーを組んできました。

だからこそ、今回の友人では二人で息を合わせて頑張りたいと思います。

一幕の段階で圧巻!!できるようにしたいです。

 

最後に、私はこうやって10年バレエを続けてきましたが、

一人ではきっとここまで続けることはできなかったです。

美里先生はじめ、れいこ先生、温かく見守ってくれる先生方、毎回忙しい時でも応援してくれる両親、FRAISの仲間みんなにお礼を言いたいです。

「ありがとうございます。」

 

そして、つらい時、不安なときも一緒で受験やコンクールでお互いに頑張ってきた高1メンバーはやっぱり、一緒にいた時間がとっても長いです。その高1メンバーがつらいと時、進路で悩んでいるときも自分なりの答えを出しながら思えたこともいっぱいあります。

ときには支えあい、ときにはライバルになったり、それでもお互いに高めあっていける大切な友達にバレエを通して初めてわたしは出会うことが。できました。本当に感謝しています。

わたしはもう次期、高校2年生になります。

遅かれ早かれ、FRAISを卒業する時期もちょっとずつ近づいてきます。

残された時間に悔いがないように、一日一日のレッスンを大切にしたいと思います。

今日はこのようなすばらしい表彰式を開いてくださってありがとうございました。

リオ

 

 

CLASSICAL BALLET FRAIS

 

 

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