FRAISで長期に亘り高校３年生までレッスンを続けられ、また、
FRAISを大いに盛り上げてきてくださったお二人に送られました。

『今、思うこと』

バレエは総合芸術の頂点にあると、私は思っています。
下手の横好きで踊っていても、プロの舞台を観ていても最高に楽しい一時です。

ただ芸術(此処ではバレエ)というものは、平和と安全の上で自由に存在できるのかなと、
東日本大震災からの一連でつくづく感じます。

被災者の中にはバレエを習っていて、発表会を心待ちにしていたり、
コンクールを控えた子供達もいることでしょう。

学校教育に関わる活動は、報道もされ、ある程度は保護もされるでしょうが、
個人的な習い事はどんなに優秀でも趣味という扱いになるのは否めません。

だからこそ、出来る環境にいる人間は出来る事をして、場所を残し継続させていかないといけないのでしょうね。

私は年末の10年継続表彰式で子供達に向けて
「バレエ習っていられる事を当たり前と思わないで、家族に感謝してね。」
という主旨のスピーチをしました。

まさかその言葉が1週間後の自分自身に向けたものになるとは思ってもいませんでした。

レッスンは再開できました。
今は後悔も無理もしない範囲で楽しく続けていけたら、それで充分だと感じています。

10年間そうだったように、フレイスが私に元気と運を運んでくれる場でありますように！

後記:

私はレッスンではヨレヨレ状態、年甲斐もなく大好きなタレントの動向に一喜一憂している、普通のおばさんです。
念のため。

10年継続表彰をしていただきとてもうれしいです。
ありがとうございます。

10年前に美里先生に出会えて、今の私は、バレエに夢中になっています。

バレエ物語を読んだり、ユーチューブの動画やＤＶＤをみたり、クラシック音楽を普段でも聞いたり、
発表会で使われているバレエ以外の音楽にも興味を持ったり、コンテンポラリーを経験させていただいたり、
バレエに出会えて自分の世界が広がりました。

お稽古場でもたくさんの方々と出会っています。

気さくに声をかけてくださる、シニアクラスの方々。
おもしろい話などで、フレイスの雰囲気を明るく盛り上げてくれる先輩やかわいい後輩。
そんなフレイスのみなさんとの出会いに感謝します。

私が、10年間続けてこれたのは、私を支えてくださっているたくさんの方がいること。

そして、フレイスが私にとって居心地のいいホッとできる場所であり、毎回の美里先生のレッスンが楽しくて、
レッスンを終えて、みんな「バイバーイ」と言いながら帰る時のすっきりした、最高な気分があるからだと思います。

これからも、ずっと感謝の気持ちを忘れずに、楽しくバレエを続けていきたいです。

美里先生、これからもいろんなことを教えてください。
どうぞ、よろしくお願いします。

Ｐ．Ｓ．

20年表彰目指すぞっ！