FRAISジュニアバレエ団の皆さんへ~左右木先生よりメッセージ~

 

 

 

ジュニアバレエ団の皆さん

 

 

2日間、お疲れ様でした!

皆さんよく頑張りましたね(^^)

 

さて、来月の振付前に、皆さんにお願いがあります。

 

バレエ団の「団」というものは、

お客様に素晴らしい舞台を提供できる、

ということが前提です。

 

ですから

努力をすることは

当たり前のこと。

 

言われたことをすぐに理解する能力が必要です。

 

発表会でただ楽しく踊りたい、

コンクールで好きなヴァリエーションを踊りたい、

などという個人の希望は却下されるのも常識です。

 

ダブルキャスト、トリプルキャスト、と、

コールドバレエでも頑張っていれば

いつか主役を踊れる場合もありますし、

自分の出番以外はさぼっている、

どうせ私はこのパートは踊らないんだ、

とふてくされたり、

文句をいう姿を先生方にみせたら、

コールドバレエの役すらも降ろされる、

のもバレエ団の常識。

 

厳しいかも知れませんが、その分、

謙虚に努力を積み重ねれば、

必ずチャンスをもらえるのです。

 

私が皆さんに言った言葉、覚えていますか?

「いま、決めた配役は変更する場合があります」と。

 

ですから初回の2日間で決めた場所は、

皆さんの努力次第でいくらでも変わります。

 

特にヴァイオリン・コンチェルトは

協調性が大事です。

 

振付を覚えているフリではダメです。

振付を忠実に覚える必要があります。

 

 

私はこの2日間、

いかに私の注意を素直に聞き、

その日いかに集中していたか?

という基準で役を選びました。

 

レッスン中、同じ注意を何度か私が踊ってみせてあげ、

言葉でも説明したのに、自分勝手に踊り、

注意力散漫な子たちもいましたが…

誰でも間違いはありますが、直せばいいのです。

 

一番やってはいけないことは

「私は間違っていません!」

と過ちを認めないことです。

 

 

しかし、まだチャンスはあります。

 

来月までに私が与えた振付を

しっかりと練習していてください。

 

もう一度、言います。

 

「決めた配役は変更する場合があります」

 

皆さんの頑張りに期待します!

 

踊るうさぎ

 

 

Kenichi Soki
左右木健一

 

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